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【図解】Bybit(バイビット)のクレジットカード購入・入金方法|手数料やエラーの原因・対処法を解説
あかねさん
Bybit(バイビット)ではクレジットカードを利用して仮想通貨を購入することができます。本記事では、クレジットカード入金手順と共に利用時の注意点なども紹介しています。
- Bybit(バイビット)のクレジットカード入金は、ブラウザ・スマホアプリ両方からできる
- クレジットカード入金は、プロバイダー手数料とネットワーク手数料がかかる
- クレジットカード入金は仮想通貨の送金よりも簡単に入金可能
- 利用できるクレジットカードは、VISA・MasterCard
- クレジットカードで購入できる通貨は、メジャーコインを含めて19種類
Bybit(バイビット)はクレジットカード経由で日本円取引が可能
バイビットは2020年に導入された「暗号資産購入機能」により、クレジットカードを使って実質的に日本円で仮想通貨を購入できます。
クレジットカードを利用した買い方や入金方法を解説する前に、暗号資産購入機能の詳細についてご紹介します。
仮想通貨購入に利用できるカードは2種類
現在、バイビットで利用できるカードは以下の2種類です。
- Visa
- Mastercard
これ以外のJCBやAmerican Expressなどのカードは使えないので注意しましょう。また、上記の該当するカードであっても、カード会社の規約によって仮想通貨購入に利用できない場合があります。
クレジットカードで購入できる仮想通貨は19種類
バイビットにおいてクレジットカードで購入できる通貨は、メジャーコインを含む19種類です。
- USDT
- BTC
- ETH
- USDC
- XRP
- EOS
- ADA
- DOGE
- DOT
- DAI
- TRX
- AVAX
- MATIC
- LINK
- ATOM
- ETC
- BIT
- LUNA
- USTC
LINE PayやGoogle Payにも対応している
一部の法定通貨、仮想通貨のペアではLINE PayやGoogle Payでの支払いに対応しています。仮想通貨取引所でキャッシュレス決済に対応しているのは珍しいです。
仮想通貨 | 対応決済方法 |
---|---|
BTC | Google Pay |
USDT | Line Pay |
ETH | Google Pay |
Bybit(バイビット)クレジットカード入金手順|ブラウザ版
バイビットのクレジットカード入金の手順を紹介していきます。
「今すぐ購入」をクリックします。
①カードを追加
②登録したEメールアドレスを入力
③カード情報の入力
④【カードの認証ができなかった場合】再試行
④【カードの認証ができた場合】「続行」を選択
購入したい仮想通貨を選択し、日本円で支払額を入力し、「JPYで購入」を選択’
「確認」を選択後、決済と認証のためにもう一度入力情報を確認します。
この過程をスムーズに行わなかった場合は、処理が中断され最初から手続きをすることになります。
もし間違いに気づいた場合は、この時点ならまだ後戻りが可能です。「確認」を押さずにそのままにしておきましょう。
カード情報を登録した次回からは、「今すぐ購入から」すぐにクレジットカード入金が可能です。
入金したらキャンセルはできないので、慎重に操作しましょう。
Bybit(バイビット)クレジットカード入金手順|スマホアプリ版
BybitのスマホアプリはPCと同等の機能を備えています。
クレジットカードでの入金がわかりにくいため、以下の解説を見て入金を進めてみてください。
ホーム画面の「入金」をタップします。
入金するコインを選択します。
ここまでは仮想通貨入金と同じ流れです。
画面右上にある「暗号資産の購入」をタップします。
クレジットカード購入画面に移動するので、金額を入力します。
ご覧のように、クレジットカード以外にも銀行振込とLINE Payが使えるようになっています。
ただし、この2つはP2P取引のみの利用となりますので留意してください。
バイビットのクレジットカード入金手数料
バイビットでクレジットカードでの入金ができるのはとても便利ですが、その分手数料が掛かってしまいます。
バイビットではOnlychainというプロバイダーで決済されており、カードブランドによってかかる手数料が異なります。
カードブランド | 手数料 |
---|---|
Visa | 3.05% |
Mastercard | 2.7% |
最低金額の1460円でUSDTをVisaカードで購入した場合、手数料は111円かかりました。
実際には7%ほどの手数料がかかっていることが分かります。
限度額で購入を行った場合は、3.4%ほどの手数料がかかりました。
購入時のOnlychainの手数料はカードの発行地域、カードスキームによって異なる場合があります。
出典:Fee rates
Bybit(バイビット)クレジットカード入金のメリット
バイビットのクレジットカード入金のメリットを紹介します。
- 日本円から直接仮想通貨を購入できる
- クレジットカードのポイント類の還元も受けられる
日本円から直接仮想通貨を購入できる
仮想通貨入金は、日本円入金ができない海外取引所で最もスタンダードな入金方法です。しかし、国内取引所から仮想通貨を送金する過程があるため、非常に手間がかかります。
これに対して、クレジットカード入金は日本円で直接通貨を購入できるため、国内取引所を介さずにバイビットだけで入金を完結できる点で大きなメリットでしょう。
クレジットカードのポイント還元も受けられる
クレジットカード会社独自のポイントが還元される点もクレジットカード入金のメリットです。特に仮想通貨の購入にあたり、まとまった資産を用意する方も多いことから、ポイント還元額も大きくなるでしょう。
貯めているポイントや航空会社のマイルなどがある方は、クレジットカード入金もおすすめです。
Bybit(バイビット)クレジットカード入金のデメリット
バイビットのクレジットカード入金のデメリットは以下の通りです。
- 手数料が割高な傾向にある
- 最低購入額・上限額がある
手数料が割高な傾向にある
クレジットカード入金を利用する場合、仮想通貨を国内取引所から送金する場合と比べて、割高な手数料がかかります。
VISA | MasterCard | |
---|---|---|
EU諸国 | 1.1% | 1.1% |
非EU諸国(日本等) | 3.05% | 2.7% |
手数はかけても手数料をかけたくない方は、国内仮想通貨取引所からの送金をおすすめします。
最低購入額・上限額がある
バイビットでクレジットカードを利用して入金する場合、下記の通り最低購入額や購入上限額が設定されています。
最低取引額(1取引あたり) | 10ドル |
---|---|
購入上限額(1取引あたり) | 10,000ドル |
10ドル以下の購入や10,000ドル以上の入金にはクレジットカードからの入金ができないため注意しましょう。
Bybit(バイビット)でクレジットカード入金がおすすめな人
手間をかけずにすぐに入金したい人
手数料を多少かけてでもすぐに入金したい方にはクレジットカード入金がおすすめです。時間と手間がかかりますが、手数料を抑えるには以下の方法がおすすめです。
- 国内仮想通貨取引所に日本円を入金
- 国内仮想通貨取引所で仮想通貨を購入
- バイビットへ送金
入金にかかる時間や手間を考えて、入金方法を使い分けましょう。
すぐに現金が用意できない人
すぐに現金が用意できない方にもクレジットカード入金がおすすめです。クレジットカード払いのため、翌月以降の引き落としとなります。
すぐに現金は用意できないけれども、早く入金したい方はクレジットカード入金を利用しましょう・
Bybit(バイビット)でクレジットカード入金する時の注意点
バイビットのクレジットカード入金について、注意点が4つあります。
入金後反映されるまでに時間がかかる
バイビットでのクレジットカード決済では、反映までに数分~1時間ほどかかります。このため、ある程度時間に余裕をもって入金するようにしましょう。
入金反映時間は、仮想通貨入金と比べて遅い傾向にあります。
2枚目以降のクレジットカード登録は本人確認登録(KYC)が必要
本人確認登録(KYC)を済ませていなくても、1枚目のクレジットカードは登録できます。しかし2枚目以降を登録する場合は、本人確認登録(KYC)のレベル1をクリアする必要があります。
登録できるカードは最大5枚までとなっています。カードを使い分けたい場合は、本人確認登録(KYC)を行ってから新規カードを追加しましょう。
プロバイダーへの問い合わせは英語で行う必要がある
バイビットはサポートも日本語で対応してくれますが、クレジットカード入金に関するトラブルの管轄は各プロバイダーになります。
クレジットカード入金においてトラブルが発生した場合は、各プロバイダーへ英語で問い合わせることになるのです。
バイビットのクレジットカード入金エラーの原因と対処法
バイビットにクレジットカード入金で、エラーが発生して購入ができない時の原因と対処法について紹介していきます。
クレジットカード情報の登録ができない
登録したクレジットカード情報に誤りがある可能性があります。クレジットカード番号、有効期限、セキュリティコードの3点をもう一度確認してみましょう。
利用できないクレジットカードで入金を行おうとした場合、トランザクション処理中に拒否されます。
クレジットカードの有効期限が切れている
有効期限が切れているクレジットカードを利用している可能性があります。有効期限内かもう一度確認してみましょう。
クレジットカード会社が海外サイトでの購入を受け付けていない
クレジットカード会社が、海外サイトでの利用を制限している場合があります。本来海外サイトで利用できるカードでも、何らかの間違いで勝手に制限が掛かってしまうケースもあるようです。
こうした場合は、WEB上で手続きをするか、カード会社に電話をして解除してもらう必要があります。
クレジットカードの利用限度額を超えている
クレジットカードの利用限度額を超えている場合は、カードで決済することができません。クレジットカードのアプリやサイトから、カードの限度額を確認してみましょう。
もし限度額を超えていたなら、所定の手続きで限度額を引き上げると決済ができるようになります。
請求先住所がカード情報と異なっている
バイビットでのクレジットカード入金の際に、請求先住所として現住所を入力します。この時入力した住所とクレジットカードに登録されている住所が一致しない場合、決済ができません。
この場合は、古い方の住所を更新することで決済できるようになります。
クレジットカード会社が仮想通貨の購入を禁止している
クレジットカード会社の中には仮想通貨の購入を原則禁止としているところが多くあります。
日本ではJCBカード、三井住友カード、三菱UFJニコスカード、クレディセゾンカード、イオンフィナンシャルサービス、楽天カードなどの大手がカードを利用した仮想通貨の購入を禁止・停止すると発表しました。
世界的にもクレジットカードでの仮想通貨の購入禁止の動きは広がっています。仮想通貨の購入を禁止していないVISAかMasterCardを利用して、購入を行いましょう。
Bybit(バイビット)にクレジットカード以外で入金する方法
ここまでクレジットカードで入金する方法を紹介してきましたが、Bybitにはクレジットカード以外の入金方法もあります。
それぞれの入金方法には特徴があるので、自身に最も合う方法で入金しましょう。
入金手数料無料で支払方法も豊富なP2P取引
P2P取引とは、中心的な機関(Bybitのプラットフォーム)を介すことなく、ユーザー同士が直接やり取りする形式の取引方法です。Bybitに対しては入金を行わないため、入金手数料をかけずに取引できます。
またP2P取引は、銀行振り込みやコンビニ払い・LINE Payでも支払いができるなど、支払方法が豊富な点も特徴です。
入金手数料が割安な仮想通貨取引
国内仮想通貨取引所から日本円で購入した仮想通貨を、Bybitに送金する方法です。取引手数料や送金手数料のかからない国内取引所からBybitに送金すれば、無料で入金することも可能です。
一方、国内取引所の口座開設や送金作業などに時間を要することはあります。
Bybit(バイビット)のクレジットカード入金でよくある質問
ここでは、バイビットのクレジットカード入金でよくある質問にお答えしていきます。
本人確認(KYC)をしなくてもクレジットカード入金はできますか?
バイビットのクレジットカード入金では、初回の300ドル未満の購入に限り本人確認(KYC)が不要です。ただし2回目以降は、本人確認(KYC)が必要になるのであらかじめ済ませておきましょう。
本人確認(KYC)レベル | 条件 |
---|---|
なし | 初回購入(300ドル未満) |
レベル1 | 初回購入(300ドル以上) |
2回目以降の購入 | |
2枚目以降のカード追加 | |
レベル2 | 3000ドル以上の購入 |
仮想通貨の購入が禁止されているクレジットカードはありますか?
クレジットカード入金利用時に、バイビットで利用できないクレジットカードが表示されます。表示によると、以下のカードが使えないことがわかっています。
- AUFinancial Service
- VJA
- 三井住友カード
- ゆうちょ銀行
- 近畿しんきんカード
- しんきんカード
- TRUST CLUBカード
- エムアイカード
- やまぎんカード
- 九州しんきんカード
- 紀陽カード
反対に、利用が推奨されているカードは以下の通りです。
- エポスカード
- トヨタファイナンシャルサービス
- Revolut
- MUFG
- 住信SBIネット銀行
- ヤフージャパン
- ライフカード
- セブン・カードサービス
- Aplus
- Minato Card
- りそなカード
- 琉球銀行
- あおぞら銀行
- ポケットカード
- 株式会社東京クレジットサービス
- 中部しんきんカード
ただし、利用できないと記載されていないカードでも、使えないカードはあります。例えば楽天カードは、公式サイトにてクレジットカードによる仮想通貨購入禁止を明言しています。
バイビットで実際にクレジットカード入金してみた
今回はMasterCard2枚とJCB1枚でチャレンジして、JCBのみ通りませんでした。
国内のクレジットカード会社は仮想通貨購入が推奨していないため、決済できないカードもあります。カード追加を試してみると、どのカードが使えるのかわかります。
自己責任でチャレンジしてみましょう。ちなみに、この時決済価格は1USDT=約136円でした。しかし、相場は約130円だったのです。
このようにクレジットカードで購入する時は、Bybitから直接通貨を購入する「販売所方式」になるためスプレッドが発生します。入金手数料が無料でもスプレッドがかかるため、板取引よりも割高になっていることに注意しましょう。
バイビットクレジットカード入金|まとめ
- Bybit(バイビット)のクレジットカード入金は、ブラウザ・スマホアプリ両方からできる
- クレジットカード入金は、プロバイダー手数料とネットワーク手数料がかかる
- クレジットカード入金は仮想通貨の送金よりも簡単に入金可能
- 利用できるクレジットカードは、VISA・MasterCard
バイビットのクレジットカード入金は、仮想通貨入金よりも手間を省いて簡単に行うことができます。その分手数料が割高になってしまうデメリットがありますが、用途に応じて使い分けましょう。
細かい注意点はありますが、お手持ちのクレジットカードを色々試してみればどのカードが使えるのかわかります。決済時だけ十分に注意すれば、間違えて購入することもないでしょう。
本記事で紹介した手順に従って、決済を進めてみてください。