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OpenSeaの始め方|登録・日本語化の方法、NFT取引手数料やアプリの初期設定まで解説
あかねさん
こうきさん
2022年も盛り上がりが継続しているNFT(Non-Fungible Token)。
中でも「OpenSea」は世界最大規模に成長し注目を集めているNFTマーケットプレイスです。
NFTを始めるならマストで登録したいOpenSeaですが、英語表記なこともあり始めるのが難しいと感じている方も少なくないようです。
そこで今回はOpenSeaの使い方を図解を交えてわかりやすくに解説していきます。
OpenSeaへの登録手順から日本語表示に設定する方法、購入・出品の流れまで網羅的にご紹介していきます。
- OpenSeaはNFTの世界最大規模のマーケットプレイス
- OpenSeaを使えばNFTの販売・購入が誰でもできる
- OpenSeaの登録はMetaMaskを接続するだけでOK
- OpenSeaでNFTを取引するには仮想通貨が必要
- OpenSeaは拡張機能で日本語に翻訳するのがおすすめ
- OpenSeaでの出品はコレクションを作り販売方式を選択するだけ
- OpenSeaの取引手数料は販売額の50%で、初回出品時はガス代が発生する
- OpenSeaでは、販売方式を「固定価格方式」か「オークション方式」から選べる
- OpenSeaでは、NFT作成者にマージンが入るロイヤリティを設定できる
OpenSeaへの登録は非常に簡単でだれでも気軽に始められるので、まずは登録してみてから使い方を覚えていくのがおすすめです!
OpenSeaの始め方|PCブラウザ版の登録方法
PCブラウザ版のOpenSeaは、MetaMaskと接続するだけで登録完了となります。
- 人マークを選択
- MetaMaskを選択
- MetaMaskのパスワードを入力し、「署名」をクリック
- 登録完了
個人情報については、登録後の入力になります。
「Setting」から以下の項目を入力できます。
- ユーザーネーム
- 自己紹介
- Eメールアドレス
- アイコン
- バナー
- Twitterアカウント連携
- インスタグラムURL
- ホームページURL
NFTを販売する際には、こうした情報はとても大切になるので、しっかり入力するようにしましょう。
OpenSeaの始め方|スマホアプリの登録方法
OpenSeaのスマホアプリは、現在NFT鑑賞のみに対応しています。
売買取引にはまだ対応していないので注意が必要です。
- 出品されているNFTの鑑賞およびステータスのチェック
- 出品されているNFTのお気に入り登録
- マイプロフィールのチェック
- マイコレクションのチェック
- OpenSeaのスマホアプリをダウンロードする
- MetaMaskのスマホアプリをダウンロードし、接続する
- 登録完了
OpenSeaの始め方|ブラウザ版の日本語表示設定
現在、OpenSeaのブラウザ版は日本語表示設定機能がありません。
このため、日本語で表示させるためには、Google Chromeに標準装備されている翻訳機能か拡張機能を利用します。
Google Chromeの翻訳機能
- 検索バーに表示される翻訳アイコンをクリックでページを翻訳
- 翻訳したいサイト上で右クリック、「日本語に翻訳」を選択
拡張機能Google翻訳
ページごと翻訳もできますが、部分的な翻訳も可能です。英語表記のまま使いながら、わからない単語だけ翻訳したいという人におすすめの拡張機能です。
拡張機能オプションの「すぐにポップアップを表示する。」にチェックを入れておくと、別ページに飛ばずにその場で部分的な翻訳が可能です。
その他拡張機能(翻訳)
その他拡張機能は、Chromeウェブストアで探すことができます。
Google翻訳以外の翻訳拡張機能がありますので、ご自分にあったものをご利用ください。
現在のOpenSeaでは、Chromeのデフォルト機能によるページ翻訳によって、ページの読み込みが遅くなったりできなくなったりする現象が起きています。
スムーズに取引をしたい人にとっては大きな障害となるため、売買時は翻訳を切ることをおすすめします。
スマホアプリ版の日本語表示設定
OpenSeaのスマホアプリ版では、現在日本語表示設定機能はありません。
アプリ内翻訳も難しいため、英語表記で使うことになります。
どうしてもアプリ内の英語を翻訳したい場合は、スクリーンショットを翻訳してくれるアプリを入れておくと良いでしょう。
OpenSeaの始め方|購入の流れ
OpenSeaの購入については、こちらのページで詳しく説明していますので合わせてご覧ください。
OpenSeaでNFTを購入する流れについて、簡単に解説していきます。
- NFTをさがす
- 出品されているNFTの販売方式に従って購入をすすめる
OpenSeaの購入|Buy Now形式
固定価格方式の販売です。
「Buy Now」をクリックしたら、支払いを進めていきましょう。
OpenSeaでは仮想通貨決済となるため、購入するNFTが発行されているチェーンに対応する通貨を用意しておく必要があります。
OpenSeaの購入|Make offer形式
オークション方式の販売です。
「Make offer」をクリックしたら、「Quantity」という欄に購入金額を入力します。
自分より高い価格でオファーするユーザーがいれば購入に至らないため、価格を追う必要があります。
OpenSeaでは、ダッチオークション方式という価格を下げていくタイプの販売方式もあります。
この場合は、どんどん価格が下がっていくことになるので覚えておきましょう。
OpenSeaの始め方|出品の流れ
OpenSeaでNFTを販売する流れについて解説していきます。
- コレクションを作成する
- NFT作品をコレクションに登録する
- 販売方式を選択する
Fixed Price:固定価格形式
Timed Auction:オークション形式 - 「Complete listing」をクリック
OpenSeaでは、NFTを販売する前にコレクションにアイテムを登録する必要があります。
自分のNFT作品を覆うブランドのようなイメージで作成するとよいでしょう。
固定価格販売の場合は気にしなくてよいですが、オークション形式の場合は購入者からオファーが届くようになっています。
オファーが届いて「Accept」を選択すると作品販売となりますので、価格と相談しながら決めましょう。
OpenSea登録前に知っておきたいポイント
OpenSeaの登録をする前に知っておくとスムーズに進められるポイントについて、3つ紹介していきます。
MetaMaskの登録方法
MetaMaskはインターネット上で仮想通貨を保管できるウォレットの一つです。
ERC-20という規格の仮想通貨を保存しておくことができます。
ERC-20は、イーサリアム上で発行されるETH(イーサ)を筆頭に、USDT(テザー)やLINK(チェーンリンク)など、様々な種類があります。
MetaMaskはOpenSeaだけではなく他のNFTマーケットプレイスでも使えることが多いため、おすすめのウォレットです。
ブラウザ版もアプリ版も存在するので、PCでもスマホでもどちらも使えるという利点があります。
メジャーで使いやすいという観点から、多くの人に愛用されているのです。
OpenSeaの手数料とガス代
OpenSeaの手数料とガス代についておさらいしておきましょう。
- ガス代は初回出品時にのみ発生
- 取引手数料は50%で、販売金額から差し引かれる
- ロイヤリティがあれば、販売金額から差し引かれる
NFTの売買取引時、手数料やガス代は販売金額から差し引かれるシステムとなっています。
出品者側は初回販売時のみガス代が発生するので、この時だけ通常よりも多く差し引かれますが2回目以降はガス代が発生しません。
売買によって発生するロイヤリティはすぐに作者の元へ届くのではなく、一旦OpenSeaを経由するため、数週間は待つこととなります。
OpenSeaのコレクションについて
OpenSeaにはコレクションという機能があります。
例えば、画像は「Azuki」というコレクションのページです。
コレクションは一つのブランドというイメージを持つとわかりやすくなっており、Azukiというブランドの紹介と商品(NFT作品)を掲載するのがコレクションページになります。
ここではNFT作品だけでなく、ブランドのコンセプトや作者についてなど様々な情報を一括して管理することができます。
NFTはこうしたブランディングの要素が強く、バラバラな作品を出すというよりはコンセプト設計がしっかりしたブランドの中で、作品を生み出していくというスタイルが主流になっています。
OpenSeaは世界中のユーザーに愛されるプラットフォームですので、コレクションは英語で表記するのが良いでしょう。
コレクションの入力項目は以下の画像の通りです。参考にしてください。
OpenSeaとは?|世界最大級のNFTマーケットプレイス
世界最大級のNFTマーケットプレイスとして知られるOpenSeaは、NFT売買を行う人なら必ず利用することになるプラットフォームです。
ここでは、OpenSeaの特徴を3つ紹介していきます。
OpenSeaの特徴①ガス代が安価なポリゴンチェーンに対応、ソラナも導入決定!
NFTはブロックチェーン上で発行されるため、マーケットプレイスには必ず利用できるチェーンがあります。
NFTの多くはメジャーなブロックチェーンであるイーサリアム上で発行されますが、ガス代が高騰しがちというデメリットがあります。
OpenSeaは現在2つのチェーンに対応しており、その中でもポリゴンはイーサリアムよりも安価なガス代でNFTを発行できるメリットがあります。
さらに、NFTの急速な普及で注目を集めているソラナにも対応が決まっているため、ガス代を安く抑えたいユーザーにとって嬉しい環境となりつつあります。
OpenSeaの特徴②販売方式を選べる
OpenSeaでは、2つの中から販売方式を選ぶことができます。
- Fixed Price:固定価格形式
- Timed Auction:オークション形式
オークション形式は、通常の価格上昇型のイングリッシュオークションの他に、価格が下がっていくタイプのダッチオークションにも対応しています。
オークション形式の販売では、コレクションの知名度が上がっていくことで、どんどん価格が釣り上げるようになっています。
OpenSeaの特徴③NFT作成者がロイヤリティを設定できる
NFTの作成者は、作品にロイヤリティを設定することができます。
ロイヤリティを設定しておくと、作品の転売時に転売価格から設定した割合分の報酬を受け取ることができます。
この設定によって、NFTが流通し続ける限り製作者のもとにマージンが入るようになっているのです。
NFTの特性によって実現されるこの機能は、これまで得ることができなかった収益をアーティストたちにもたらすのです。
OpenSeaの始め方|まとめ
- OpenSeaはNFTの世界最大規模のマーケットプレイス
- OpenSeaを使えばNFTの販売・購入が誰でもできる
- OpenSeaの登録はMetaMaskを接続するだけでOK
- OpenSeaでNFTを取引するには仮想通貨が必要
- OpenSeaは拡張機能で日本語に翻訳するのがおすすめ
- OpenSeaでの出品はコレクションを作り販売方式を選択するだけ
- OpenSeaの取引手数料は販売額の50%で、初回出品時はガス代が発生する
- OpenSeaでは、販売方式を「固定価格方式」か「オークション方式」から選べる
- OpenSeaでは、NFT作成者にマージンが入るロイヤリティを設定できる
OpenSeaを始める方法は、MetaMaskに登録をして接続するだけというとても簡単なものです。
これからNFTの売買取引を行っていきたい人にとって、OpenSeaは必ず使うと言ってよいほどメジャーなプラットフォームなので、登録しておくといざという時に便利です。
取引時に仮想通貨が必要になりますが、作品を眺めるだけなら通貨をMetaMaskに入れる必要もありません。まずは登録してみて、実際に触ってみましょう。