Bybit(バイビット)はやばい?日本人利用の違法性、利用禁止、金融庁の警告を解説

トレーダ歴2年のあかねさんあかねさん

Bybit(バイビット)がやばいと聞いて不安になった。

トレーダ歴7年のこうきさんこうきさん

日本人の利用は違法ではないの?

結論、Bybit(バイビット)を利用することは法律上何の問題もありません。

Bybitは日本人トレーダーの間で最も人気のある仮想通貨海外取引所の一つです。日本語対応のレベルが高くセキュリティ対策万全で、初心者でも快適に利用できます。

その一方で、過去に金融庁から警告を受けたことで今後の利用を不安視する声も少なくありません。

本記事ではBybitがやばいとされる理由や、今後日本人の利用が禁止される可能性があるのかといった点を、特徴やメリット・デメリット、最新の動向を踏まえて解説します。

Bybit(バイビット)はやばい?|要約
  • Bybit(バイビット)に違法性はなく、日本人も口座開設可能
  • Bybit公式サイト・アプリ・サポートも完全日本語対応
  • 日本円で仮想通貨を購入できるサービスも提供している
  • 日本人にとって非常に使いやすく、初めての海外取引所におすすめ
  • 過去に金融庁の警告を受け、再警告の際は一時的な日本撤退の可能性もある

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目次

Bybit(バイビット)の日本人利用が禁止になる可能性

bybitやばい

Bybit は現在、日本人でも利用可能です。しかし、2021年5月には金融庁から「無登録で暗号資産交換業を行う者」として名指しで警告を受けています。

そのため「いつか日本人利用が禁止されるのでは?」と不安を感じるユーザーは少なくありません。Bybitの日本人利用禁止の可能性をいくつかの観点から説明していきます。

Bybit(バイビット)の日本人利用は違法ではない

Bybit は金融庁に正式に登録されていませんが、日本人ユーザーが利用することは違法ではありません。このため、Bybit を使ったからといってユーザーが処罰されることはないので安心してください。

Bybit(バイビット)と金融庁の関係

Bybit は、金融庁に正式の登録している海外取引所ではなく、金融庁による「無登録で暗号資産交換業を行う者の名称等について」に名を連ねています。

バイビット‐金融庁

画像出典:「無登録で暗号資産交換業を行う者の名称等について」(金融庁)

これはあくまで「処分」ではなく「警告」です。

過去二度にわたって同様の警告を受けたBinanceは2020年1月に公式のサービス停止宣言を発表し、日本語表記の非対応化や段階的な利用制限をする旨のメッセージを表示していました。

そして度重なる警告の末、2022年11月ついにBinanceは日本人の新規口座開設受付を停止したのです。

世界最大規模の取引所であるBinanceがこのような流れを踏んだことで、Bybitも日本で使えなくなるのではないかと不安に感じる方も多いのではないでしょうか。

Bybit(バイビット)が利用禁止になるケース

金融庁から警告を受ける要因として、無許可で日本人向けサービスを提供しているというものがあります。日本人向けサービスは具体的に下記のようなものを指します。

海外取引所における日本人向けサービス
  • 公式サイトスマホアプリ・サポートの日本語対応
  • 日本円決済サービスの対応

日本人が取引しやすい環境を整える施策を講じている点が、金融庁からの指摘要因になります。Bybitは特に日本円決済サービスに対応したことで再度「警告」を受けるかもしれません。

何度か「警告」が続けば、Bybit としても日本人向けサービスの一時停止を余儀なくされる可能性は大いにあります。

このため、もし日本人の利用禁止があるとしたら複数回「警告」を受けた場合になります。日本円決済サービスローンチ後、金融庁がどう動くかが注目ポイントです。

Bybit(バイビット)が日本撤退する時は本格参入の布石?

結論から言うと2022年10月時点でBybitに日本撤退の動きは見て取れず、今後一時的に撤退するとしても本格的な日本市場参入に向けた布石であると考えるのが自然です。

2021年9月にはFTXが日本居住者の新規登録を停止したことが波紋を呼びましたが、完全停止の前には数か月前からアナウンスがあり、移行準備の期間は十分にありました。

したがって、今日アナウンスがあり翌日に利用停止といった可能性は低いと考えられます。

一時撤退の後金融庁の認可を取得した後、「FTX Japan株式会社」という法人で2022年6月から本格的に日本市場に参入しています。

先述の通り一時的に日本撤退を示唆したBinanceも、金融庁の認可を受けた暗号資産交換業者であるTAOTAOの買収を画策するなど、国内の規定に準拠した形での日本市場参入を進める動きを見せています。

現時点ではBybit本体で日本人向けのキャンペーンなどを積極的に行っており目立った動きはありませんが、万が一Bybitが日本市場から撤退するとしても上記のように認可取得と本格参入の目処が立った上での動きになるでしょう。

注意

過去には日本の仮想通貨FX市場で覇権を握っていたBitMEXが日本市場から撤退を選択した事例もあり、Bybit完全撤退の可能性もゼロではありません。

しかし、日本人YouTuberを起用したプロモーションなどマーケティングへの注力度を踏まえれば、拡大路線を選択する可能性が高いと考えらられます。

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Bybit(バイビット)を日本人が利用するメリット

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Bybit を実際に使ってみて、日本人目線でBybit を利用するメリットを5つ紹介します。特にメリット5は最新の情報で、日本人ユーザーを歓喜させる内容なので必見です。

Bybit(バイビット)メリット1|日本語表示・サポートが充実

海外取引所は日本語に非対応、または一部のみ対応というところが多いですが、Bybitは日本語完全対応です。公式サイトはもちろんのこと、スマホアプリも自然な日本語で利用できます。

何よりも嬉しいポイントは、FAQが自然な日本語で記載されているので、困ったことがあってもすぐに解決できる点です。FAQの内容自体もかなり詳細に書かれているので、解決できないことの方が少ないように思います。

万が一、サイト上で解決しない問題が発生しても、サポートも日本語で対応してくれるため何も心配が要りません。英語が苦手な人が多い日本人ですから、かなり大きなメリットと言えるでしょう。

Bybit(バイビット)メリット2|取引画面が見やすく使いやすい

バイビット‐取引画面

Bybitの取引画面は、非常に見やすいことで知られています。海外取引所には少ない適切な日本語が使われていることもありますが、UIが見やすいという点も大きなメリットです。

ブラウザ版だけでなくアプリの取引画面も初めて見た人が使えるレベルで、使いやすさだけで言ったら海外取引所の中でも群を抜いています。

Bybit(バイビット)メリット3|取引量が多い

画像引用:CoinMarketCap(5月6日時点)

CoinMarketCapによると、Bybitの現物取引は取引高こそ15位ですが、週次訪問数は6位にランクインしており、取引量・利用者が多いことがわかります。

デリバティブ取引ともなると、取引量はもっと増え5位にランクインしています。このことからも、世界中で利用されいてる取引所であることがわかります。

Bybit(バイビット)メリット4|クレジットカード決済ができる

クレジットカード決済を利用すれば、日本円決済も可能です。

基本的に国内のカード会社は、仮想通貨の売買を推奨していません。仮想通貨売買の禁止を明言している会社もあるほどです。

Bybitでのカード登録を試したところ、国内発行のクレカの内何枚かは登録拒否されましたが、1枚は利用可能となりました。

カードによっては使えるものもあるようです。どうしても日本円決済したい!という人は試してみる価値があると思います。

ただし、以下の点には注意してください。

クレジットカード決済の注意点
  • クレカ決済は販売所取引なので、スプレッドが発生する
  • クレカ決済手数料がかかる

Bybit(バイビット)メリット5|日本円決済に対応している

https://twitter.com/BybitJP/status/1528526119841964035

Bybitは2022年5月23日、P2P取引プラットフォーム(相対取引)で日本円のサポートを開始しました。ユーザー間での相対取引であるP2Pの決済手段として、日本円の各種支払方法が利用可能です。

Bybitで対応予定の日本円決済サービス
  • 銀行振込
  • Line Pay
  • ゆうちょ銀行
  • セブンイレブンコンビニ払い
  • Transferwise
  • Revolut
  • Alipay
  • Wechat
  • Chipper Cash

Bybit公式サイトで詳細を確認する

Bybit(バイビット)を日本人が利用するデメリット

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Bybitを日本人が利用する上でデメリットに感じる点を紹介していきます。

Bybit(バイビット)デメリット|手数料が上がった

Bybitは2022年3月に取引手数料を一部を改定し、以前よりも手数料が高くなっています。しかし、今なおメイカー手数料は他の海外仮想通貨取引所と比較しても安い水準です。

Bybit(バイビット) Binance(バイナンス) KuCoin(クーコイン)
取引手数料 現物取引 0.1% 0.1% 0.1%
メイカー取引 0.01% 0.02% 0.02%
テイカー取引 0.06% 0.04% 0.06%
取扱通貨数 320種類以上 380種類以上 745種類以上
ロスカット あり あり あり
追証 なし なし なし
アプリ あり あり あり

「指値注文(事前に約定価格を指定する注文)」を中心に取引をすることで、世界最安水準の手数料レートで取引が可能です。

日本円の入出金はできない

Bybitでは日本円を直接入出金することはできません。

日本円を入金したい場合は、日本円で仮想通貨を購入できるコインチェックなどの国内仮想通貨取引所で購入の上、Bybitに送金する必要があります。

一方、クレジットカード入金を利用すれば、事実上は日本円を直接入金できますが、クレジットカード入金の手数料は高めに設定されているので、自身の状況に応じて入金方法を選びましょう。

出金に時間がかかることもある

バイビット(Bybit)では出金の処理を、日本時間の1:00・ 9:00・17:00に実施しています。状況によっては出勤まで8時間近く待たされることもあり得るので、時間に余裕をもって出金手続きを行いましょう。

Binance(バイナンス)との比較からわかるBybit(バイビット)がおすすめな人

bybitやばい

※Binanceは2022年11月以降、日本人の新規口座開設を停止しています。下記はBinanceの日本人利用可能だった当時の内容です。日本人からの人気が高い海外取引所の1つに、Binanceがあります。

ここではBinanceとBybitを比較して、Bybitの利用がおすすめな人について紹介していきます。

Bybit (バイビット) Binance(バイナンス)
取扱い銘柄 約329種類 約386種類
デリバティブ取引

最大レバレッジ倍率

100倍 125倍
取引手数料 現物:0.1%
デリバィティブ:メイカー0.01% / テイカー0.06%
現物:0.1%
デリバィティブ:メイカー0.02% / テイカー0.06%
アプリ
日本語対応

かつては取り扱い銘柄の少なさがネックとされていたBybitですが、現在ではBinanceと同等の仮想通貨を取り扱っています。

Taker手数料は高めですがMaker手数料はバイナンスに比べて安く、指値注文を中心に取引する場合はBybitのほうが手数料を抑えられます。上記は通常ユーザーの手数料であり、取引量が増えてVIPレベルが上がるに応じて段階的に安くなります。

またBybitは日本語表記の精度が高く、日本人向けのコンテンツが豊富に揃っているため初心者の方でも取引しやすい環境と言えます。

これらを総合すると、Bybit は初めて海外取引所を利用する方におすすめです。

Bybit(バイビット)の登録方法

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Bybitへの登録は次の通りです。Bybitでは2023年から、口座開設時の本人確認が必須になりました。

口座開設と同時に本人確認も完了させてスムーズに取引しましょう。

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Bybitの登録・口座開設方法
  1. Bybit(バイビット)公式サイトにアクセスする
  2. Eメールアドレスもしくは携帯電話番号とパスワードを入力する
  3. 紹介コードを持っている方はこのタイミングで入力する
  4. メールに届いた6桁の数字を入力し認証する

続いて本人確認レベル1の認証方法です。

本人確認はカメラで顔認証を行うため、スマホで実施するのがおすすめです。公式アプリからでも実施できるので、口座開設のタイミングでアプリもインストールしておきましょう。

Bybitの本人確認実施方法
  1. Bybit(バイビット)公式サイトもしくはBybit公式アプリにログインする
  2. 本人確認書類(パスポート・運転免許証・永住許可証・マイナンバーカード)をアップロードする
  3. スマホのセルフィーで顔認証を行う
  4. 申請後、15分程度~48時間で本人確認完了

Bybit(バイビット)やばいについてのよくある質問

Bybitが「やばい」と言われる点について、多く寄せられる質問をまとめました。こちらもよく読んで、Bybitでの取引に活かしましょう。

Bybit(バイビット)はやばい仮想通貨海外取引所ですか?

Bybitは1000万人以上のユーザーがいる仮想通貨取引所として、安定した基盤のもと運営されています。世界中にユーザーがいる上に、日本語対応も充実しており、日本人でも安心して取引できる海外取引所でしょう。

Bybit(バイビット)がやばいと言われるのはなぜですか?

Bybitをはじめとした海外仮想通貨取引所は、日本の金融庁から警告を受けています。

とはいえ日本人による取引を法的に禁じるものではなく、日本人がこれらの海外取引所を利用する点については全く問題がありません。レバレッジのリスクには気を付けつつ、積極的に利用しましょう。

Bybit(バイビット)とコインチェックのような国内取引所の違いは何ですか?

コインチェックをはじめとした国内の仮想通貨取引所は、金融庁からの規制により最大レバレッジが2倍に制限されています。

一方、海外の仮想通貨取引所では100倍以上のレバレッジをかけた取引が可能です。Bybitでは最大100倍のレバレッジをかけられるため、少ない資金でより大きな利益を狙えます

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Bybit(バイビット)の日本人利用|まとめ

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Bybit(バイビット)はやばい?|要約
  • Bybit(バイビット)に違法性はなく、日本人も口座開設可能
  • Bybitは公式サイト・アプリ・サポートも完全日本語対応
  • 日本円で仮想通貨を購入できるサービスも提供している
  • 日本人にとって非常に使いやすく、初めての海外取引所におすすめ
  • 過去に金融庁の警告を受け、再警告の際は一時的な日本撤退の可能性もある
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Bybit は今後日本円で決済できるサービスを提供予定であることを公式発表するなど、日本人向けサービスを拡充しています。

昨年一度金融庁から警告を受けた上での動きなので、なんらかの対応策を考えているのかもしれませんが、明確な情報はありません。

現在、日本人が利用する分には何ら問題ありませんので、口座開設をしても大丈夫です。

Bybitは海外取引所を初めて利用する人にこそおすすめしたい取引所です。

メールアドレスだけで口座開設をして取引を始められ、アカウント登録をしておくことをおすすめします!

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