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XMの金融ライセンスの特徴・安全性を解説!日本の金融庁から警告が出ている理由は?
XMは日本人トレーダーの愛用者が多い海外FX業者の1つであり、日本語に対応しておりボーナスが豪華なのが特徴です。
しかし、日本の金融庁に登録しておらず、過去に警告を受けているので安全性について不安に感じる方もいるかもしれません。
結論を先に言うと、XMは日本の金融庁に登録していませんが、安全に利用することができますし、悪質な出金拒否等もありません。
本記事では、XMの金融ライセンスの安全性だけではなく、日本の金融庁から警告を受けている理由や受けていても問題がない理由も併せて紹介します。
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- 日本人トレーダー向けのXMはセーシェル金融庁とモーリシャス金融庁の金融ライセンスの2つのみ
- XMグループ全体で見ると6つのライセンスを取得している
- 日本の金融庁に登録していないが理由がある
- 金融庁から警告を受けているが安心して取引が可能
XMはセーシェル金融庁・モーリシャス金融庁のライセンスを保有
日本人トレーダー向けの口座を管理している「Tradexfin Limited」というXMグループの会社は、現在セーシェル金融庁とモーリシャス金融庁の2つのライセンスを保有しています。
上記の2つの金融ライセンスの特徴と安全性を順番に解説していきます。
セーシェル金融庁の金融ライセンスの特徴・安全性
セーシェル金融庁はライセンスを取得するための項目が少ないため、安全性に関しては物足りなさを感じてしまいます。
しかし、トレーダーの大事な資産を分別管理することがルールになっているので、仮に破綻してもトレーダーに資金が返ってきます。
セーシェル金融庁は他にもGEMFOREXも取得しているライセンスであり、日本人トレーダーが多く利用する海外FX業者が取得しているのが特徴です。
取得しやすいライセンスだからと言って安全性が低いわけではありませんので、信頼できると言ってもいいでしょう。
モーリシャス金融庁の金融ライセンスの特徴・安全性
モーリシャス金融庁の金融ライセンスは先ほどのセーシェル金融庁の金融ライセンスとは違い、取得する難易度が高いのが特徴です。
取得した後でもトレーダーの取引環境や運営状況が一定基準を保てないと最悪の場合、剥奪されるリスクがあります。
2020年の年末に取得してから数年が経過しているので、XMはライセンスの基準を満たしていると判断できます。
そのため、モーリシャス金融庁の金融ライセンスを取得しているということは、安全性が高いと言ってもいいでしょう。
XMグループで取得している金融ライセンス一覧
以下、XMグループ全体で取得している金融ライセンスになります。
会社名 | 金融ライセンス | 国名 |
---|---|---|
Tradexfin Limited(日本向け) | FSA:セーシェル金融庁 番号:SD010 FSC:モーリシャス金融庁 番号:GB20025835 |
セーシェル モーリシャス |
Trading Point Holdings Ltd. | CySec:キプロス証券取引委員会 番号:120/10 |
キプロス |
XM Global Limited | IFSC:ベリーズ国際金融サービス委員会 番号:IFSC000261/106 ASIC:オーストラリア証券投資委員会 番号:443670 CySec:キプロス証券取引委員会 番号:120/10 DFSA:ドバイ金融サービス機構 番号:F003484 |
ベリーズ オーストラリア キプロス ドバイ |
海外向けのXM口座を管理している会社では、取得する難易度が高いDFSAとCySECを保有しています。
しかし、日本人トレーダー向けの口座を管理している「Tradexfin Limited」はセーシェル・モーリシャスのみとなります。
日本人顧客に適用されるのはセーシェル・モーリシャスのみ
日本人トレーダーに適用されるのは、セーシェル金融庁とモーリシャス金融庁のライセンスの2つのみとなります。
他のXMグループが取得している金融ライセンスの方が取得難易度が高く、安全性が高いと判断できます。
そのため、日本人トレーダーに適用される金融ライセンスは、海外向けの口座を管理している会社と比べると安全性が低いです。
しかし、安全性が低いからと言って悪質な出金拒否をされたりトレーダーの対応が雑なわけではありません。
実際にXMは日本人トレーダーの中でも多くの利用者がいますし、実際にFXで勝てている人も存在します。
大きな金額を出金できている成功例もあるので、安全性が高いと言ってもいいでしょう。
XMが日本の金融庁から警告を受けている理由
実はXMは2016年に日本の金融庁から警告を受けており、無登録業者のリストに名前が入りました。
日本の金融庁から警告を受けている理由は、登録をせずに運営をしているからです。
XM以外にもGEMFOREX、Titan FXなど有名な海外FX業者も警告を受けています。
つまり、日本の金融庁から警告を受けていても、特に大きな問題なく取引をして利益を上げることができるのです。
しかし、日本の金融庁に登録をした方が信頼性が増しますし、さらに多くの日本人トレーダーを確保できると考える方もいるでしょう。
XMが日本の金融庁に登録をしないワケ
日本の金融庁に登録をすると、XMの魅力である以下の項目が大きく改悪されてしまいます。
金融庁登録前 | 金融庁登録後 | |
---|---|---|
最大レバレッジ | 1000倍 | 25倍 |
ゼロカットシステム | あり | なし |
上記の表のように、XMの魅力が悪い方に変更されてしまうのです。
日本の金融庁は最大レバレッジを25倍までしか設定することができませんので、XMのように1000倍で取引できません。
さらに、ゼロカットシステムを適用することもできなくなるのです。
XMは日本の金融庁に登録をしないというよりは、登録する必要がないといった方が正しいかもしれません。
登録をせずとも日本人のトレーダーに対してサービスを提供することができるので、今後も登録することはないと予測できます。
海外で取得できる金融ライセンスを安全性・取得難易度で比較!
以下、海外で取得できる金融ライセンスの安全性と取得難易度になります。
金融ライセンス名 | 安全性 | 取得難易度 |
---|---|---|
CySec:キプロス証券取引委員会 | S | S |
ASIC:オーストラリア証券投資委員会 | A | S |
DFSA:ドバイ金融サービス機構 | A | A |
FSC:モーリシャス金融庁 | B | B |
IFSC:ベリーズ国際金融サービス委員会 | B | C |
FSA:セーシェル金融庁 | C | C |
XMグループ全体で取得している金融ライセンスごとの安全性と取得難易度です。
基本的に取得難易度が高いと安全性がある程度担保されていると考えていいでしょう。
中でも、CySec(キプロス証券取引委員会)は安全性と取得難易度が高いので、取得している海外FX業者は信頼できると判断することが可能です。
XMが顧客資産の安全性を担保するため行っていること
XMがトレーダーの資産を安全に守るために行っていることを2つ紹介します。
資産を守るために行っていることを、上記の順番で解説していきます。
欧州銀行に顧客資産を預ける分別管理を行っている
XMはトレーダーの資産を分別管理という方法で取り扱っているので、別の口座に資産を集めている形を取っています。
分別管理とは、海外FX業者側が顧客の資金を自社の運転資金とは別の口座で管理する方法なので、業者が倒産してしまってもトレーダーに資金が戻る可能性が高くなります。
しかし、海外FX業者側が資金を管理しているため、悪質な業者だと持ち逃げされる可能性もあるのです。
投資家資金補償保険に加入しており、最大100万ドルまで補償がある
XMは投資家資金補償保険に加入しているため、トレーダーは最大で100万ドル(約1億円)まで補償されます。
つまり、仮に倒産してしまっても、最大で100万ドルの資金がトレーダーに返ってくるということになるのです。
100万ドル以上の資金を預けているトレーダーは別ですが、数十万円数百万円でFXをしている方は全額返ってくるでしょう。
XMの顧客資産管理方法について公式に問い合わせてみた!
以下、XMの顧客資産管理方法について、実際に公式サポートにお問い合わせをした結果です。
実際に公式サポートにお問い合わせをしたところ、銀行で「分別管理」を行っていると返信がきました。
しかし、どこの銀行に資産を預けているのかまでは判明しませんでした。
噂では「バークレイズ銀行」に資産を預けているのではないか?という声があります。
なぜなら、日本人トレーダー向けの会社ではないグループ会社でバークレイズ銀行と取引をしているからです。
Doing banking with investment grade bank Barclays Bank Plc and other financial institutions.
バークレイズ銀行およびその他の金融機関との取引
引用元:XM License
分別管理と信託保全の違いとは?
分別管理と信託保全、どちらも業者側の運営資金とトレーダーの資金を別で管理します。
しかし、分別管理は業者側が管理をするか外部機関に委託を選択し、信託保全は信託銀行が管理するという違いがあるのです。
つまり、分別管理よりも信託保全の方が、業者が倒産することを考えると安全性が高いということがわかります。
XMは信託保全ではなく分別管理を採用しているため、トレーダーの中には不安に感じている方もいるかもしれません。
ですが、投資家資金補償保険に加入しているため、日本円で約1億円まで保証してくれます。
自分の資産を守るためには複数口座に資産を分散させるのがおすすめ!
大事な資産を守るためには、複数の口座に分散した方が安全性が高いと言えるでしょう。
なぜなら、1つの口座に資産を預けていると、倒産した時に全額失う可能性があるからです。
例えば、100万円を入金している口座を管理している業者が倒産したら最悪の場合、100万円がなくなってしまいます。
仮に100万円を5つの口座に20万円ずつ分散させておけば、1つの業者が倒産してもマイナス20万円で済むのです。
XMで口座を開設して取引をしている方は、他の業者で口座を開設して資産を分散させておくといいでしょう。
- FXGT:500円から取引可能・レバレッジ1000倍・仮想通貨の取引可能
- AXIORY:スキャルピング向き・安全性が高い・ストップレベル0
- TitanFX:低スプレッド・高い約定力・レバレッジ制限なし
上記の海外FX業者は安全性が高いと言われていますし、FX初心者でも扱いやすいです。
XMの金融ライセンスの特徴・安全性を解説!まとめ
XMの金融ライセンスについて詳しくまとめました。
- 日本人トレーダー向けのXMはセーシェル金融庁とモーリシャス金融庁の金融ライセンス2つのみ
- XMグループ全体で見ると6つのライセンスを取得している
- 日本の金融庁に登録していないが理由がある
- 金融庁から警告を受けているが安心して取引が可能
日本人向けのトレーダーはセーシェル金融庁とモーリシャス金融庁の金融ライセンスの2つのみ適応されています。
どちらも取得難易度が低く安全性が高いとは言えませんが、十分に取引をして利益を上げていける海外FX業者です。
しかし、万が一のことを考えて複数の口座に資金を分散させておくと、リスクを軽減させることができます。